トレーニング研究室! まだまだ未熟ですが、トレーニング博士になりたいと日々勉強しております。 ダイエットが続かない!辛いダイエットが嫌だ!筋力が伸び悩んでいる。筋肉が大きくならない。などのトレーニングで伸び悩んでいる人へ! このブログが、そんな方々の突破口になれば幸いです。

トレーニング研究室【とれけん】

腸内細菌!腸活!進化論!皆さんのトレーニングにエッセンスを

ボディビルダーと喫煙の関係!

f:id:gigantic_dragon:20210217205718j:image

 

タバコが、腸内細菌に良くないと言うのは

前回書きましたが

 

今回は

ボディビルダーと喫煙の関係についてです!

 

厳密に言うと

なぜ運動前、運動後に一服したくなるのか

ってことを掘り下げます!

 

なぜ?タバコを吸いたくなるの?

ニコチンは、我々の筋肉を動かす時の

神経伝達物質アセチルコリンに構成が

とても似ています

 

タバコを吸うことで

本来アセチルコリン

アセチルコリン受容体に

結合し筋肉を動かしているのですが

 

ニコチンがその代用をする様になるんです

 

アセチルコリン

使われた後は

分解されて再吸収されますが

 

ニコチンはそのまま受容体に居座ります

 

残念なことに

ニコチンが体内に居座り続けることで

アセチルコリンを作ることをサボるようになり

タバコを吸わないといいパフォーマンスが

出来なくなるというわけです

 

喫煙者が、運動前にタバコを吸うと

運動機能が高くなる気がするのは

このアセチルコリン生成を体がサボっているため

ニコチンで代用しなければならない

負のスパイラルに陥ってるといっていいでしょう!

 

 

メリットとデメリット!

メリットと言っていいのか疑問ですが

炭水化物を極端に減らすダイエットをする際

アセチルコリン生成が制限されるため

減量中でも力が落ちづらくなることが

分かっています

 

デメリット

ここでも書きましたが

本来アセチルコリン

クエン酸回路や

取りすぎた糖が脂肪になる際にできる

アセチルCoAとコリンが

コリンアセチルトランスフェラーゼによって

合成されるのですが

 

体内は、この過程をサボっていますので

余分にカロリー制限をしないといけなくなる

というわけです

 

 

後は腸内細菌的にもアウトなので

私は、言わずもがなすいません!

 

 

糖尿病患者さんが使う

インスリンなんかも使い始めたら

体内でインスリンが合成されなくなると

言われていますので

体って面白いなとつくづく思いました!

 

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

ボディビル強さの秘訣に迫る!

f:id:gigantic_dragon:20210216185652j:image

お隣の国『韓国』は

ボディビル、フィジーク競技に関して言えば

とにかく強い…

その強さを腸内細菌の観点から

探れたらなぁと思って

論文を漁って見つけた論文【1】です!

 

これは韓国海軍訓練生に

8週間の健康的な生活を送らせ

腸内細菌叢はどうなったかって研究です!

 

が…私は、そもそも韓国の人に多い腸内細菌は

なんなのかってところに興味があって

読み進めていきました

 

要するに健康的な食事にすることで

本来の遺伝されてきた韓国人特有の

腸内細菌叢に近くなると思ったわけです!

 

そこからボディビル強さの秘訣を

探ろうというわけです

 

一応解析は16SrRNA遺伝子解析を使っています!

 

 

結果は!

どちらも

主に酪酸産生菌が増えていて

腸のバリアを強めています

f:id:gigantic_dragon:20210216191326j:image

a図は、民間人の

実験前と実験後の変化

 

b図は、韓国海軍訓練生の

実験前と実験後の変化

 

 

酪酸産生菌の増加が

韓国人の強さの鍵になりそうだなと

推測しております!

 

もちろん私の推測ですが

酪酸を増やすための方法を模索しようと

考えております!

にしてもいいデータが取れました!

 

 

その他にも

一般の人と韓国海軍訓練生を比べた時

韓国海軍訓練生の増殖した菌で特出しているのは

ビフィズス菌の増殖で

 

実験期間中は

喫煙と飲酒をやめるように指示されており

体を動かしまくる軍人が運動をすることで

ビフィズス菌が増えております

 

運動でビフィズス菌が増えるって研究は

たくさんあるので

他の研究通りで

ここでも運動と腸内細菌の関連に相関が

出ております

 

長生きする人はビフィズス菌の数が多いのとも

相関関係が示されているので

運動は生涯しようと改めて心に誓いました

ではまた!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

寝る子は育つ!

f:id:gigantic_dragon:20210215193401j:image

『寝る子は育つ』と昔から言いますが

筋肉も育つのかということで

論文【1】探してみました!

 

結論なんですが

やっぱり寝る人の筋肉も育つ

 

論文の内容です(他の本も参照してます)

これは2019年の論文【1】です。

寝ているときに脳内で行われる

グリンパティックシステムについて

書かれています。

 

グリンパティックシステムとは

睡眠中のノンレム睡眠中に脳の体液である

脳脊髄液(CSF)が

ニューロンが日中に活動で生み出した老廃物や

アルツハイマー病の原因としてあげられる

アミロイドβやタウ蛋白などの

掃除をしてくれるシステムのことです

 

この脳内の老廃物をしっかり排除できないと

体内が炎症し、コルチゾール

バンバン出てしまいます

 

過去にも書いたように

コルチゾールがテストステロンよりも

優先的に作られるので筋肉にも

かなり影響が出てしまうのは

筋トレ好きなみなさんにとっては

想像の範ちゅうでしょう

 

ここで問題なのが

脳内にアミロイドβが蓄積していくと

ノンレム睡眠が短くなることがわかっていますので

お察しの通り

睡眠時間をしっかり確保しないと

負のスパイラルに陥るわけです!

 

このことからも

科学的に『寝る子は育つ』は

証明されているといっても過言ではないのかなと

 

ここ数ヶ月

睡眠時間をしっかり確保できているので

すこぶる調子がいい感じなので

この調子で寝る子は育つを実証していけたらなと

思っております!

では!

 

 

 

私の使ってる快眠グッズ!