発酵食品
発酵食品について
発酵食品には動物性乳酸菌と植物性乳酸菌の2つがあります。
この二つ乳酸菌は、腸内で善玉菌を増やす働きをします。
動物性乳酸菌は、ヨーグルトやチーズなどの乳製品に多く含まれています。
一方、植物性乳酸菌は、ぬか漬け、すぐき漬け、しば漬け、キムチ、納豆、味噌などの発酵食品に多く含まれます。
温かい環境で育った動物性乳酸菌は過酷な環境に弱く、ほとんど胃酸によって死滅してしまいます。
塩分が多い過酷な環境の中で育った植物性乳酸菌は、強い胃酸の中でも生き延びて大腸までたどり着き、そこで増殖して腸内の善玉菌優位にする働きがあります。
しかし、死んだ動物性乳酸菌にも役割があって、大腸でビフィドバクテリウム(ビフィズス菌)に食べられて菌を増やす働きがあります。
植物性乳酸菌を摂るときの注意点
60度以上の熱に弱い
多く摂取すると塩分の摂りすぎになる
を注意しなければなりません。
例えば味噌汁に味噌を入れるときは、100度に沸騰したお湯の中に入れてしまうと植物性乳酸菌は死んでしまうということになります。
ワンポイント
いろんな乳酸菌系飲料がありますが、植物性乳酸菌を摂るのがいいかなと思っています。
ちなみにラブレ菌は、京都の漬物、すぐきから見つかった植物由来の乳酸菌です。
それから、ガセリ菌は一回の摂取で腸内に90日間保菌した観察研究もありますので、ズボラな人はこちらもいいかもです。
特に乳酸菌食品を同時に摂ったら良くないという研究は今のところないので、同時に摂っても問題ないですが注意点にあげたように塩分だけは気をつけてください。
ちなみに私は、納豆にキムチを入れてオクラとネギを入れて食べております。
ネギは、ビタミンB1を効率よく取り入れる効果があります。
※ビタミンB1…糖質を分解する酵素を助け、エネルギーにかえる手助けをします。。逆にビタミンB1が不足すると、糖質のエネルギー代謝が悪くなり、疲れやすくなったり、集中力の低下や、イライラの原因になったりもするそうです。
ただ体調の悪い時、大食いしたときなどの消化不良になる可能性がある場合は、お腹のカビの原因になりますので摂りすぎには注意してください。
消化不良になると本来胃液や胆汁などの消化液で消毒されるべき食物が消化されずに消化管のカビの原因になります。
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