次世代の善玉菌#追記
アッカーマンシア・ムシニフィラ!
で紹介したアッカーマンシア・ムシニフィラの追記です!
そもそも名前の由来が…
腸壁を食べるって言う意味で付けられていた!
調べていて驚愕しました…
何度か腸内細菌が腸壁(粘膜層のムチン)を食べるというのはお伝えしていますが
この菌は、このムチン分解菌として知られていたようです。
最新の研究論文しか読んでなかったので失念してました…申し訳ありません。
2004年、オランダのムリエル・デリエン氏らによって提案された、新しい属性です。
ありがたいことにアッカーマンシア・ムシニフィラは、生後まもない乳児の糞便中に検出されます。
つまり、みんな最初は保有している!ということです。
みんな保有しているというのは、言い過ぎかもしれませんが、6か月齢では約7割の乳児が保菌するようになり、1歳では保菌率が成人と同レベルの9割に達することが分かっています。
ただしっかり餌を与えてあげないと、ムチン層が大好きですから、腸内のムチンを食べられてしまって、リーキーガットの原因になると言われています。
肥満や糖尿病との関連性がありまして
体重、肥満度指数(BMI)、血中コレステロール値、空腹時血糖値が高いヒトでは、正常なヒトに比べて、腸内のアッカーマンシア・ムシニフィラが少ないとされています。
ある研究では、アッカーマンシア・ムシニフィラの減少は、虫垂炎の重症度の増加と相関しており、別の研究では、過敏性腸症候群の患者は、アッカーマンシア・ムシニフィラの少ないことが判明しております。
それもそのはず、リーキーガットなどのディスバイオーシスになると…餌がないんです。
ムチンも食べられない、食物繊維などの餌もない…となるとたどる道は、死に絶えるしかないわけです。
なので日本人の成人男性は、26%しか十分な量保有してないと言われています。
※右がディスバイオーシスの状態(粘液層がムチン)
ディスバイオーシスについて! - トレーニング研究室【とれけん】
癌の治療に役立つと言われていたりしますから、育菌は日頃から進めていきたいところですね!
いゃ改めて緑茶飲もうと心から思いました!では
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