イオウ化合物
イオウ化合物について
イオウ化合物は、ポリフェノールと同様、ファイトケミカルの一種です。
特徴は、強い刺激臭です。その臭い成分が強力な抗酸化作用があります。さらには血栓を溶解させたり、血行をよくする働きもあり、血液サラサラ効果の高い成分です。
硫黄化合物は、強い殺菌力があるため、食中毒などを防ぐ薬味として使われます。
前にも記事に書いた通り、過酸化水素を無毒化できます。↓
ファイトケミカルについて - トレーニング研究室【とれけん】
主なイオウ化合物の種類
①アリシン
含まれる食品
にんにく
玉ねぎ
薬味のネギ
アリシンには、デトックス、免疫力アップ、抗菌作用がある。
②硫化アリル
含まれる食品
玉ねぎ
わさび
ニラ
大根
硫化アリルには、肝臓のデトックス機能の活性化、食中毒などの菌から体を守る、動脈硬化を予防する働きがある。
③スルフォラファン
含まれる食品
キャベツ
ケール
スルフォラファンは強い抗酸化作用があり、身体を活き活きとさせてくれ人共に、がん予防効果にも効果があることが発見されています。さらに、この抗酸化作用には持続性があり、摂取してから3日間も効果が継続するとされています。
④イソチオシアネート
含まれる食品
わさび
大根
イソチオシアネートは、血液をサラサラにして動脈硬化を防ぎ、自然治癒力を高める働きがあります。
ひとことメモ
揮発性が高いものが多く、生で調理後すぐに食べないといけないのが、難点なのかなと…
つまりコンビニなんかに売られてる大根サラダみたいなもので、イオウ化合物を摂取しようとしたら難しくなるというわけです。
香りが強いものが多いと思うのですが、その香りが飛ばないうちに食べるとイオウ化合物を摂取できますので、どうせなら新鮮なものを食してください。
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