自然淘汰!
自然淘汰について
もともとは、自然的な原因によって特定の個体が選択的に生き残ることを示している。 『種の起源』著書した ダーウィン氏は、生物は生きていける以上に多数の子をつくるため、子同士の間で生存競争が生じ、環境により適応した変異をもつ個体だけが生存に有利になりより子孫を残すことができると考えた。これを自然淘汰と呼び、これによって適応的な進化が起こると考えた。
ゾウガメで例えると
首の短い種ゾウガメの住む島に旱魃(かんばつ)が起こる
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首の短い種は、島の低い位置にある植物を食べるための争いが起こる
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ある時たまたま生まれたゾウガメの中に首の長い個体が生まれる
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首の長い個体は、高い位置の植物を争いをすることなく食べらる
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低い位置の植物を食べ切ってしまい、首の短い個体は死に絶える
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首の長い個体の遺伝子が残りやすくなり、この島のゾウガメは首が長くなる
ざっくり言うとこんな流れです。
自然界に生きている人間の自然淘汰も日々行われていて!
大昔で言うと二足歩行を行いより遠くに食べ物を探しに行けた個体の遺伝子が残り、移動能力のない個体の遺伝子は飢餓に耐えられず生き絶えていったわけです。
農耕時代になってからは、感染症との戦いが始まったわけですが、ペスト、コレラ、ハンセン病、麻疹、結核、SARS、新型インフルエンザ…現在生き残っている人間は、これらに打ち勝った個体の遺伝子が生き残ってきたわけです。
現在新型コロナも、地球で生活している生物全てに起こっているこの自然淘汰の中の一部に過ぎない…
免疫を高めて、生き残る側の遺伝子でありたいと願うばかりである!