エナジードリンク何本でもいける体は、体調の不調が始まっている？
過去にカフェインの効果については書いているのでこちらも見ていただきたいのですが
しゃきっとしたいときの定番といえば
コーヒーやエナジードリンクですが
意外と知られていないのが
自分を元気にしてくれるはずのコーヒーが
効かなくなる現象が起こるのをご存知ですか？
そもそもコーヒーを飲むと
疲れが吹っ飛ぶ原理を簡単に説明しますと
①コーヒーに入っているカフェインが脳に入る
②疲労物質の働きをブロック
※この疲労物質（アデノシン）と
カフェインの形が似ていて
疲れを感じる疲労センサーをブロックしてくれる
③疲労物質が疲労センサーにハマると疲れを
感じるのに…先に
カフェインが疲労センサーに
ハマっているから
結果疲れを感じなくなる
こんな感じです。
要するに
カフェインは、脳の疲労センサーに貼付
一時的に疲れをブロックしてくれるわけです！
ただ…なんでもそうなんですが
摂りすぎは効果が薄れていっちゃうです。
しかも…
慢性的なカフェインの摂りすぎは
脳内の疲労センサーが増やしちゃうみたい！
これは近年のカフェイン研究で明らかになった事で
一旦脳の疲労センサーが増えると
いくらカフェインを飲んでも意味がなくなってしまいまう。
つまり
ブロックが追いつかなくなるんですね！
それどころか闇雲にセンサーが増えたせいで
以前よりも疲労物質（アデノシン）の効き目が強くなり
ひたすら脳が疲れて
めちゃくちゃ疲れやすい体になってしまうみたいなんですね…
よくいるじゃないですか…
『俺エネルギードリンク１日、４本飲めるんだぜ』
みたいな人…
あーゆー人は、疲れやすくて寝ても寝ても
疲れが取れない人になっちゃってるケースが
あるってわけです。
疲れが溜まりやすいってことは
行動力や仕事の効率が激減しますから
仕事ができない人になっちゃってる可能性が
あるわけですね…
増してや、休みの日にすぐに行動を起こさなくて
無駄な時間を使ってしまったと
自分を責めたり…
悪循環になったりしますので
お気をつけてください。
じゃどうするの？って事で
カフェインをリセットしよう！
この問題を解決するには
一旦コーヒーやエナジードリンクを
完全にやめて
カフェインをリセット
するしかありません！
2010年にリスボン大学が行った調査によれば
脳の疲労レセプターが復旧するまで
7日から12日間かかるようです！
この間はカフェインが入った飲み物は全て飲んでは
ダメで水や麦茶などカフェインが入ってない飲み物
のみを口にするようにしてください。
コーヒー、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ココアなどはもちろんダメです！
毎日カフェインを飲むのが習慣になっていた場合
最初の数日間は禁断症状が起こるようです！
軽い頭痛が出る人もいたりするようなんですが
なんか最近疲れが溜まりやすいな
寝ても寝ても疲れが取れないな
コーヒーやエナジードリンク飲んでも効かないな
と感じる方は試してみてはいかがでしょうか！
