腸内細菌が作る痩せ薬!短鎖脂肪酸について!
『体にいいから野菜をたべなさい』
子供の頃に母親に言われた記憶が
皆さんも少なからずあるのではないかと思う
私の母親もよく言っていた…
でも、なんで野菜を食べないといけないのか?
沢山ある効果のうち今日は、大腸で作られる
短鎖脂肪酸について
まとめます!
短鎖脂肪酸は、大腸内にいる腸内細菌が
食物繊維(主に水溶性食物繊維)を食べる際に発生させる
人間にとって、とっても大切な物質なんです
主な役割として
①腸のバリア機能を高め、食中毒、炎症、食物アレルギー、動脈硬化、がんなどを防ぐ
②脂肪の蓄積を減らし、全身の代謝を活発にして肥満を防ぐ
③腸の蠕動運動を促進する
④腸管の活動エネルギー源となる
⑤腸上皮細胞の新陳代謝を促す
⑥短鎖脂肪酸ができる過程で腸内細菌から水素が発生し、活性酸素を中和する
⑦糖尿病を直接的に改善するホルモン『インクレチン』を増やす
⑧アレルギー反応を抑える白血球「Tグレ細胞」を増やす
⑨脳内伝達物質であるセロトニンの分泌を促す
主にこれらがある。
わかりやすく説明すると
春になると花粉症に悩まされ
慢性的に鼻炎で
基本アレルギー体質
便秘だと思えば
下痢をし
エネルギー吸収がうまくいかないから
高カロリーなものばかり食べたくなり
活性酸素を処理しきれないので
肌は荒れ、髪の毛は抜け、
シワ、シミが増え、
ニキビができる
肥満になり
健康診断では、若いのに糖尿を指摘され
よく風邪を引き
幸せを感じにくく
何かあるたびに
嫉妬からか、人の文句しか言わない…
この全てに当てはまる人は
なかなかいないと思うが
多く当てはまった場合は
野菜不足を治したら全てが改善傾向になるかもしれない!
と言うかこれらに当てはまって
厚生労働省が定めた一日の摂取すべき
野菜の量350gを食べていたとしたら
もはや…人間性を疑ってしまうw
そんな冗談は、さておいて
今日は、②脂肪の蓄積を減らし、全身の代謝を活発にして肥満を防ぐを掘り下げると
脂肪細胞には、短鎖脂肪酸を感知するセンサー(受容体)がついていて、短鎖脂肪酸を、感知すると細胞は、栄養分を取り込むのをやめて、暴行が止まる仕組みになっている。
つまり、食物繊維を摂ると食欲の暴走が止まるのだ!
野菜を食べるとその野菜でお腹が満たされて
食べる量が減るのは、もちろんだが
腸内で余分なエネルギーを
吸収しなくなるというダブルの効果が見込まれる
痩せたいならいろんな怪しいサプリメントをとるより
普通に野菜や果物を取った方がいい!
野菜は『体にいい』という
漠然とした謳い文句ではなく
体にいい理由を知ると摂取するのも
楽しくなってきますよ
是非、ゴールデンウィークなのに
自粛で時間をもてあそんでいる…というなら
食生活の見直しをしてみてはいかがですか!
では