トレーニング研究室! まだまだ未熟ですが、トレーニング博士になりたいと日々勉強しております。 ダイエットが続かない!辛いダイエットが嫌だ!筋力が伸び悩んでいる。筋肉が大きくならない。などのトレーニングで伸び悩んでいる人へ! このブログが、そんな方々の突破口になれば幸いです。

トレーニング研究室【とれけん】

腸内細菌!腸活!進化論!皆さんのトレーニングにエッセンスを

鼻と筋肉の関係!

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フェロモンとテストステロンの関係性の

論文が出てましたので

本日は、哺乳類がフェロモンを感じとる臓器

ヤコブソン器官について書きます!

鋤鼻器(じょびき)とも言います。

 

本日の論文の注目ポイント

ヒトの男性のヤコブソン器官が

フェロモンを感じると

アルファー波を上昇させて

副交感神経を上げ

迷走神経の緊張を増加させる

 

一番由々しき事態なのは

血清テストステロンと

血清黄体形成ホルモンが減少しまくった

ということです

この現象は、男性のみに起こったようです

 

 

ヤコブソン器官はどこにあるの?

人間のヤコブソン器官は

鼻腔の入り口近く鼻中隔の下部に

つまり鼻の中

 

トカゲやヘビにもあります

※口腔内に開口している管状の器官

 

人間は、いくらでも相手を見つけることが

できる環境にありますが

昆虫や小動物など

様々な動物が、このヤコブソン器官に頼って

相手を見つけています

 

膨大な自然界で

同種の相手を見つけるためにもっとも重要なことは

フェロモンを嗅ぎつけること

それが欠損してしまうと相手を見つけられなくなるという研究もありますから

ヤコブソン器官の大切がわかります

 

 

生物の前提

我々地球上に住むすべての生物にとって

もっとも大切なことは

 

レーニングをすることでも

甘いものを食べることでも

お金を稼ぐことでもありません

 

すべての行動は繁殖行動と繋がっております!

 

要するに

我々生物は、子孫を残すためだけに生きていて

それは、変えられない事実なんです

 

人間は、頭が良すぎて全く違うところを

見ている気がしますが…

 

この研究のような結果になるのには

進化論的にも訳がありまして

狩猟採集生活が長かった

ホモサピエンスはパートナーに

狩猟した獲物を分け与え

栄養を余分に与えないと

子孫を残す確率が下がったからと言われています

 

つまり

アルファー波を上昇させて

リラックスさせる

副交感神経を上げて

眠くさせる

テストステロンの分泌が下がり

他の女性のところにいかせなくする

 

この現象が起こらない男性の子孫は

残る可能性が極めて低く

 

自然淘汰された…

 

私がやってるテストステロン対策!

妻の理解もあって夫婦の寝室は別に

してもらっています

これは、ヤコブソン器官で

妻の出す生理前、排卵などに出すフェロモンを

なるべく遠ざけるためです

30歳を過ぎテストステロンの低下も否めない中

競技者として上を目指すためには

家族の理解も必要不可欠

本当に妻には感謝してます

 

ただ生理前、排卵でホルモンに変化が起こり

テストステロンの上昇に関与してる期間もある

可能性もあるので

また面白い論文を見つけて

自分なりの考察ができたら

記事にしようかなと思います!

 

ではまた

 

 

参考文献

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9699878/