トレーニング研究室! まだまだ未熟ですが、トレーニング博士になりたいと日々勉強しております。 ダイエットが続かない!辛いダイエットが嫌だ!筋力が伸び悩んでいる。筋肉が大きくならない。などのトレーニングで伸び悩んでいる人へ! このブログが、そんな方々の突破口になれば幸いです。

トレーニング研究室【とれけん】

腸内細菌!腸活!進化論!皆さんのトレーニングにエッセンスを

筋肉の大きさを求めて!#Part1

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2回くらいに分けて2010年

筋肉の肥大と筋力の論文のに出たメタ分析を

見ていきたいと思います!

 

 

筋肉を肥大の旅に出っぱなしで

迷子になってる私なんですが

この論文を読んで思ったことは…

筋肉の肥大について人に聞かれたとき

これくらいの知識は持っておきたいなと

改めて思いましたので記事にしました!

自分自身のアウトあのためです

 

まぁ筋肥大の旅から正確な答えを持って

帰ってきた人がいないから!この旅が

楽しい理由なんですが…それは置いといて

 

 

この論文の目的は2つあるようで

筋肥大のメカニズムと筋力トレーニング変数への応用に関する文献を広範囲にレビューすること

研究から結論を導き出し、肥大特有のルーチンを開発することです。 筋肉の成長を最大化すること

 

のようです!

いい論文ですねー!

って事で

 

アポトーシスを防げ!

アポトーシスを回避することは

筋肉を維持するために必須

タンパク質合成がタンパク質分解を

超えると筋肥大が発生しますので

ここを意識することは重要

 

トレーニーが

一生懸命BCAAやEAAプロテイン

摂取しているのはこのためですね…

アポトーシス…細胞死

私は、今のところあまり摂らないかなw

 

ちなみに余談ですが…

細胞内のアポトーシス

カルシウムイオンの濃度比でも

起こることがわかっています

つまり何が言いたいかというと

 

筋肉が傷つく

傷口からカルシウムイオンが細胞内に流入

カルシウムイオン濃度比の影響で

ATP再生が行われず

アポトーシス

 

みたいなな流れなので

筋肉痛ってどうなんかな…と

これは個人的な疑問なんですが

この辺のことが書かれた論文が

出たらまたブログにでも

書こうかなと思っております!

 

筋肉痛にはクルクミンが効くという研究があります!

 

②やる気スイッチをオンに!

肥大は、基底膜と筋鞘の間に存在する衛星細胞の活動によって媒介される

 

この衛星細胞は

通常静止しているんですが

骨格筋に十分な機械的刺激が加えられると

衛星細胞が活動的に!

 

要するに

筋肉を動かすと細胞が活性化し

活性化することで筋肉の成長するための

因子が活性化する

やる気スイッチオンに!って感じです!

 

 

具体的に言うと

筋肉の修復、再生、成長を助け

さまざまな筋原性調節因子

(Myf5、MyoD、マイオジェニン、MRF4)

を発現させ筋肥大につながる

新しい収縮性タンパク質を合成する能力を高める

ってプロセスが働きます!

 

ちなみに大雑把に

上記の筋原性調節因子を

Myf5…筋肉の再生と恒常性の調節するやつ

MyoD…タンパク質が骨格筋遺伝子に合成するやつ

マイオジェニン…骨格筋の発達または筋形成と修復の調整するやつ

MRF4…筋形成として知られるプロセスに関与する筋形成調節やつ

 

③ホルモンとサイトカインも大切

ホルモンとサイトカインは

筋肉を大きくするのに

重要な役割を果たしているのは

言わずもがななんですが

この論文では

 多くは衛星細胞の増殖と分化にも関与しており

おそらく損傷した繊維への衛星細胞の結合を

促進して筋肉の修復を助けます

 

筋肥大に大切であるとあげられているのは

肝成長因子

インターロイキン-5(IL-5)

インターロイキン-6(IL-6)

線維芽細胞成長因子

白血病抑制因子

インスリン様成長因子

テストステロン

成長ホルモン

この辺の説明は

皆さんご存知だと思うので割愛!

 

愛読書です困ったときに見てます!

 

 

④低酸素症が筋肥大に!

低酸素症は筋肉肥大の増加に寄与することが

示されており、運動がなくても効果が見られる!

 

運動してなくても?って疑問はありましたが

 

論文内では

エネルギー代謝物の乳酸の上昇は

同化ホルモンとサイトカインの上昇を

仲介する可能性があるとのことです!

 

具体的に言うと

運動後24時間持続した筋原性サイトカインIL-6の濃度の増加し、結果的に肥大効果があると理論づけられています

 

つまり筋肉を肥大するためには乳酸の分解が

追いつかなくなり動けなくなるような運動を

すると筋肥大が促進されるよって結果ですね!

 

どうしても酸欠で動けないが、次のセットも入りたいときに使っています!

 

とりあえず長くなるので今日はここまで!

次回は続きからです!

 

 

まぁ高重量を持てとか高レップとか

色々意見はあると思いますが…

 

色々試すから筋トレは楽しい!

決めつけるのは良くないと

基本は、高レップ中心に

これからも色々試していこうと思います

 

どうぞよしなに!

 

 

 

参考文献

The Mechanisms of Muscle Hypertrophy and Their Application to Resistance Training