トレーニング研究室! まだまだ未熟ですが、トレーニング博士になりたいと日々勉強しております。 ダイエットが続かない!辛いダイエットが嫌だ!筋力が伸び悩んでいる。筋肉が大きくならない。などのトレーニングで伸び悩んでいる人へ! このブログが、そんな方々の突破口になれば幸いです。

トレーニング研究室【とれけん】

腸内細菌!腸活!進化論!皆さんのトレーニングにエッセンスを

アッカーマンシア(Akkermansia)

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アッカーマンシア属の特徴

(Akkermansia)

 

アッカーマンシア・ムシニフィラ

(Akkermansia muciniphila)は

腸壁を覆う厚い粘液層(ムチン層)の

表面に棲んでいます。

この菌は、ムチン層を食べることで有名ですが

ムチン層に働きかけムチン層を厚くすることが

分かっています

 

 

アッカーマンシア・ムシニフィラが多いと

① リポ多糖(LPS)が、体内に入ってくるのを

 防いでくれる

 ※リポ多糖は、体内の炎症に関連があります。

 マウスで認知症の実験をする際

 体内に入れると認知症の症状をすぐに出せるため

 認知症の研究に多用されています

 

② レプチンへの感受性が高くなる

 ※脂肪細胞から分泌される食欲を抑制させるホルモン

 

③ インスリン抵抗性が改善させる

 ※血糖を下げる仕組みで

 すい臓のベータ細胞で作られるホルモン

 ちなみに人間に備わっている血糖値を下げる作用は

 インスリンのみです

 

④ 小児喘息やアトピーのリスク軽減

 ※ある研究では

 アッカーマンシア、ビフィドバクテリウム

 フィーカリバクテリウムが少ないとリスクが高くなり

 これらの菌が少ないとカンジダ菌が悪さをし 

 アレルギー疾患に直接的な影響を与える

 可能性が示唆されています

 

⑤ 痩せている人に多い

 ※要するに太りやすい人に多い

 

アッカーマンシアムシニフィラが

いない場合の太りやすいメカニズム

①アッカーマンシア・ムシニフィラが少ない

②ムチン層が薄い

③体内(血液中)にリポ多糖が入り込み

脂肪組織に炎症を生じさせる

甲状腺でT3を作る酵素産生の邪魔をする

代謝が低下(やる気もなくなります)

⑥太る

 

超低糖質ダイエットで

やる気がなくなる原因の一つでもあります