ボディビルダーと喫煙の関係!
タバコが、腸内細菌に良くないと言うのは
前回書きましたが
今回は
ボディビルダーと喫煙の関係についてです!
厳密に言うと
なぜ運動前、運動後に一服したくなるのか?
ってことを掘り下げます!
なぜ?タバコを吸いたくなるの?
ニコチンは、我々の筋肉を動かす時の
とても似ています
タバコを吸うことで
本来アセチルコリンが
アセチルコリン受容体に
結合し筋肉を動かしているのですが
ニコチンがその代用をする様になるんです
使われた後は
分解されて再吸収されますが
ニコチンはそのまま受容体に居座ります
残念なことに
ニコチンが体内に居座り続けることで
アセチルコリンを作ることをサボるようになり
タバコを吸わないといいパフォーマンスが
出来なくなるというわけです
喫煙者が、運動前にタバコを吸うと
運動機能が高くなる気がするのは
このアセチルコリン生成を体がサボっているため
ニコチンで代用しなければならない
負のスパイラルに陥ってるといっていいでしょう!
メリットとデメリット!
メリットと言っていいのか疑問ですが
炭水化物を極端に減らすダイエットをする際
アセチルコリン生成が制限されるため
減量中でも力が落ちづらくなることが
分かっています
デメリット
本来アセチルコリンは
クエン酸回路や
取りすぎた糖が脂肪になる際にできる
アセチルCoAとコリンが
コリンアセチルトランスフェラーゼによって
合成されるのですが
体内は、この過程をサボっていますので
余分にカロリー制限をしないといけなくなる
というわけです
後は腸内細菌的にもアウトなので
私は、言わずもがなすいません!
糖尿病患者さんが使う
インスリンなんかも使い始めたら
体内でインスリンが合成されなくなると
言われていますので
体って面白いなとつくづく思いました!
ではまた!